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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

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2018

梅雨の時期こそ

空もどんよりして雨の日がつづく梅雨の季節も、観測史上まれにみる6月中の梅雨明けとなりました。梅雨は憂鬱ですが、梅雨の時期だからこその情緒を楽しめる、アジサイを見に先週、鎌倉へ見に行きました。アジサイの花を持っています。かわいい。この日はまだ、梅雨のさなか。小雨が降ったりやんだりする天気で、肌寒いこともあり、いつも賑やかな小町通も人が少なく静かでした。道に咲く植物や、鳥、ネコ、小さないきものを立ち止...

29

2018

シローダーラ、苦手な方いらっしゃいますか?

アーユルヴェーダというと、「ああ、あの頭になんか垂らすやつ」と言われるくらい、アーユルヴェーダの代名詞化しているシローダーラ。ハタイクリニックでも、もちろんやっています。シローダーラというと頭に「オイル」を垂らすものと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実はそうではないんです。シローダーラの「シロー」は「頭」、「ダーラ」は「垂らす」。その名のとおり、額から頭部全体にたらたらと「何かを垂らし続け...

28

2018

あせも

私達セラピストは仕事柄、毎年今ごろはたくさん汗をかきます。次第に蒸し暑くなるこの時期は、一年中で体力的にも一番厳しい時と言えます。そして、私は決まってからだにあせもが出来ます。あせもができる原因は、大量に汗をかいたときに、汗が皮膚の中に溜まるからだと言います。溜まった汗が、皮膚の下にある汗管の周りの組織に漏れ出し、水ぶくれができたり、炎症を起こして痒くなったり、赤くプツプツとなるのだそうです。確か...

27

2018

アーユルヴェーダから見えてくる、社会と私の関係

アーユルヴェーダの古典に『社会地域が壊滅するとき』についての解説があります。全てが整い、自他の区別なく、不足なく、皆が幸せでいた時代から、1つ欠けた時代への移行期に起こったこと。リッチな人とリッチでない人がうまれる↓やり過ぎがおこる↓食べ過ぎる↓重さを感じる、疲れ始める↓怠惰が始まる(アーマがたまる)↓蓄積が始まる↓蓄積したものの執着が始まる↓etc社会全体の変動について述べられた、とてもスケールの大きな話...

26

2018

まつ毛が生えた

ハタイに入りたての頃、ネートラタルパナという眼浴法の施術練習のために友人知人に協力してもらい、モデルになってもらっていたことがあります。 (ネートラタルパナとは、このように粉を練った生地で目の周りに土手をつくり、そのなかに適温のオイルを注いで一定時間眼球を薬用ギーに浸す施術です。)そのうちの一人に20代の女性がいました。彼女は普段はつけまつ毛に涼しげなアイメイクで、赤いルージュの似合う素敵な方です。...

25

2018

梅でチャトニ

チャトニとはチャツネとも呼ばれ、インドなどで使われているペースト状のソースのことです。チャトニだけでもとてもおいしいのですが、サモサなどの揚げ物につけたり、ミールスに添えたりすることで、お料理そのものの味をグッ!っと引き立ててくれる名脇役です。ココナッツチャトニ、ミントチャトニ、マンゴーチャトニなど、いろいろなチャトニがある中、インドではアーユルヴェーダでよく使われるアーマラキーを使ったチャトニも...

23

2018

薬にならない植物はない

私の祖母は、戦後、熊本の標高1000mの山奥を開墾し、お百姓として自給自足の生活をしていました。手作りの家には、五右衛門風呂や碾き臼があり、遊びに行くと、昔話の世界に入り込んだような気分になりました。湧水がこんこんと湧く場所に台所を設け、土間には大きなカマド。斧で薪を割って、火吹き竹でフーフー火を焚きつけて焚けたご飯は絶品でした。罠を仕掛けて鹿やイノシシを狩ったり、ヤギを飼って乳を搾ったり、巣箱をこし...

22

2018

ターメリック、のつもりが・・

久し振りに銀座わしたショップに寄ってみました。野菜の棚を見るとショウガの隣にショウガによく似たものが・・・ウコンです。しばらく前に「ゴールデンラテ」という飲み物をテレビで見たのを思い出し、ウコンを購入してみました。それは、ターメリックが体に良いとニューヨークで流行っているという話題でした。どのように良いのかは言っていませんでした。(6月16日のブログはターメリックがテーマです 〈http://hataiclinic.bl...

21

2018

アーユルヴェーダで蚊対策!?

やってきました蚊のシーズン。はぁ〜…これからまた始まる、蚊との地味な攻防の本番に向け、簡単に出来て効果的なモノがないか思案中です。スプレーや、虫除けバンド、蚊取り線香、ベープ。沢山のアイテムがありますが、外へ出るその瞬間手元にないから、忘れた、邪魔になる、煙過ぎた…。結局、パンパン手を叩いて応戦してることが多い様な気がします。面倒くさがりなだけ。というのは否めませんが、私の行動パターンに、違和感なく...

20

2018

スカンク親子

以前、高校教師だった父は、歩きながらプップッとおならをしていたため、生徒から「スカンク」というあだ名をつけられていました。まだ中学生だった私はその話を聞いて、恥ずかしいやら悲しいやらでショックを受けた記憶があります。しかしあれから25年。父と同じように「スカンク」になることが増えてきました。子供の頃は、意識的に出そうとしない限り、あまりでなかったおならも、なぜだか歳を重ねるにつれて、知らないうちにで...