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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

29

2022

我が家には胃薬が無いと気づいた日

帰宅が遅くなった日、外食をして帰りました。温かい汁物で、サッと食べれるものがいいなと思い、「コンニャクとそば粉で作られた麺」を売りにしているラーメン屋さんへ行きました。これなら普通のラーメンよりヘルシーで、消化も軽そうだと思ったのです。(・・・実はコンニャクも、そばも消化に重いものだと、後から知りました。)スルスルッと食べ終わり、満足して立ち上がると、想像以上にお腹が重くなっていました。麺がお腹で膨...

27

2022

夏の過ごし方

アーユルヴェーダがすすめる夏の過ごし方の中から、わたしが今年取り入れているのはこれです。この夏、涼しい部屋を演出するために、自宅に花を飾るようにしました。アーユルヴェーダの古典のなかで夏には花を楽しむと良いと載っていたのです。花を飾るだけで実際に部屋の温度が下がるわけではないのですが、実際に飾ってみると、少し違う気がしたのです。花がある方が涼しげな感じが…、気のせいかもしれませんが。これまで冬や涼...

25

2022

「夏でも入浴」

本格的な夏に突入しました。私の体も、体力と食欲が落ちてしまい、しっかりと夏仕様になっています。そして、気を付けて過ごしていたものの、夏バテしてしまいました。ここ最近は、眠りが浅く、悪夢を見て自分の驚く声で飛び起きる、ということが連日続いています。当然、朝はスッキリと起きることができなくて、日に日に疲労が蓄積していっています。このままでは夏を乗り越えられる自信がありません。どうにかしないといけないな...

23

2022

お気に入りの苦味

夏です。ピッタの上がる季節です。ピッタが上がる季節というと、意識するのが「食事に苦味を取り入れること」です。苦味は苦手な人も多いかもしれませんが、私は口の中がさっぱりとする感じがして苦いものを食べた後の後口が結構好きです。アーユルヴェーダでは食事に6つの味を取りそろえるのがよいと説いています。その六味とは、甘味、塩味、酸味、辛味、苦味、渋味です。苦味はピッタとカファを鎮静し、ヴァータを増やす味とい...

22

2022

冷房による冷えと痛みに

蒸し暑い日が続くと冷房をつけずにはいられません。長時間冷房のついた部屋にいて寒さで体が冷えてくると、体のあちこちでダルさや痛みが出てくるようになりました。猛暑の休日は日中外出する気になれず、冷房のきいた室内でパソコン作業やスマホと向き合って気がついたら何時間も座ったままのことがあります。さらに、夜は冷房をつけっぱなしで寝るのは嫌なのですが、家族が暑がりだと止めるわけにはいきません。しばらくすると特...

20

2022

ローズウォーターとごま油は必需品

先日家族で山歩きと川遊びがしたく、電車で奥多摩駅へ向かいそこから大多摩トレイルウォークに行ってきました。奥多摩駅から山道入り口までは普通の車道がしばらく続きます。アスファルトの道は木陰もなく曇っていたとはいえ、初っ端からばててしまいそうでした。山道に入ると一気にひんやりとした空気に包まれ雨で湿った土の匂いや生い茂る葉っぱや木々の緑でさっきの車道で熱くなった体が冷めて行くのを感じました。ちょうど川辺...

15

2022

水泳始めました。

夏が始まってから、毎日大汗をかいて過ごしています。日差しは強くなり、晴れた日に外に出ると日傘や帽子がないとじりじりと皮膚を焼かれる感じで、蒸し暑い日は熱がこもる感じがとても不快です。猛暑日が続いた六月末、熱でぼーっとした身体を冷ましたくて、私は何年かぶりにプールへ泳ぎに行ってきました。私はもともと泳ぐことは好きですが、もう何年も遠ざかっていました。その重たいお尻が持ち上がるほど、私は熱を冷ましたか...

13

2022

一粒で二度おいしいオイルうがい

コロナが落ち付いてきたと思ったら、ここ最近また感染者が増えてきているという、ニュースを耳にします。そこで、アーユルヴェーダのディナチャリア(毎日の生活法)でも薦められている「オイルうがい」を積極的に行うようにしています。オイルうがいは、人肌くらいに温めたセサミオイル20~25CCを口に含み、5分ほどオイルを行き渡らせます。「歯や歯茎を丈夫にし、味覚や、声をよくする」といわれていますが、効果はそれだけではあり...

11

2022

夏のセルフケア

あっという間に夏になり、気がつけば連日の暑さで身体は疲労困憊気味。次第に身体にも不調が現れてきました。わたしの場合は首・肩こりと膝痛と腰のこわばりです。まさに身体の中にヴァータが増えている証拠。そういえば、去年もこの時期に不調が出て整形外科に通ったことを思い出しました。夏は暑さでピッタだけでなく、身体が消耗してヴァータも増える時期だといいます。いつもならすぐにセルフアビヤンガと言いたいところですが...

08

2022

月を見て、ピッタを鎮静させる

まだ7月上旬だというのに、真夏のような暑さが続いています。爽やかな春が来たと喜んだのも束の間、もう夏がやって来ました。季節の移り変わりに体がついていけず、先日から熱中症になりかけている日々です。暑さに対する耐性が低いので、対策を講じないと夏を乗り越えられません。スタッフからのアドバイスも受けつつ、セルフアビヤンガのオイルをココナツオイルに変えたり、首に保冷剤を付けたり、施術の合間には牛乳を飲んだり...