アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

「カルナダワナ」

ある朝のこと。
クリニックに出勤すると、施術室がすでに騒がしく、小峰先生が自ら薬草を煎じていました。
これは一体何が始まるのかと思ったら、
先生「今から耳を洗います」
私達「❓」
先生「耳が詰まっているので、それを出したいのね」
ということで、午前中の施術開始前に大急ぎで準備をすることになりました。

薬草を煎じ終わるとそこに❗
なんと「ゴームートラ(牛の尿)」が入りましたぁー‼
たちまち良い匂いが部屋中に広がり、
一瞬にして、施術室は牧場と化しました。
このあとすぐこの部屋に入る患者さんのことを思うと少し不安に( ̄▽ ̄;)。

煎じ液の温度を冷まして準備完了。
いよいよ出来上がった液体を、シリンジを使って直接耳に注入します。
注入役には、先生が看護師資格を持つセラピストを指名。
もしかして、先生もやっぱりちょっと不安なのかな?なんて。
そしてもう一人がのうぼんで耳から溢れ出る液体を受けるしくみ。
時間が無いのでさっそく開始。
セラピストが恐る恐るシリンジを押して液体を耳に注入します。
そのそばで私達は初めて見る施術にドキドキ💓、
ブログのために写真も忘れずカシャッ❗

karuna.jpg

耳から出てきた液体を見つめた後、
先生「次はもっと勢いよくやってください」
セラピスト「はい!」
そして先ほどより強めに注入します。
のうぼんの中は耳から出た液体で一杯になりました。
それを先生がジーと見て、首を横に振ります。
先生「出てない。もう1回、もっともっと勢いよくやってください。」
セラピスト「わかりました!」
結局、3回ほどやって終了しました。

終ってからしばらく、スタッフ全員初めて見た施術に、
耳ってこんな風に洗うんだって驚きで興奮気味でした。
これまで、耳の施術はオイルを使ったカルナプールナ(耳の中にオイルを溜める)しか
知らなかったので、煎じ液とはちょっとびっくり。
何でもあるんだなぁと、つくづく奥深いアーユルヴェーダを実感いたしました。
ところで、この「カルナダワナ」という治療、ハタイの正式メニューではございません。
ご希望の方がありましても、まだ受け付けておりませんので、あしからず。
ーM1ー