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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

温めるってすごい

今日は雛祭りですね。
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写真は今日のテーマとはまったく関係ありません。お雛祭り気分を味わうためだけに・・・。すみません。

先日、久々に腰痛を感じました。
いつもはすんなりと履ける靴下やズボンも、ちょっと気合いを入れて、よっこらせ、あたたたた、という状態。
生理のせいかな?と思って様子をみていましたが、生理が終わっても痛みはなくなりません。
仕方ないな、帰ってからお風呂に入る前にごま油を塗ろう、そう決めて出かけようとしたのですが、
玄関を出てびっくり。寒い!これはいけない、この腰痛でこの寒さの中、出かけるのは危険、
悪化が目に見えていると思いました。でももう出かける時間ですし、今からオイルを塗るなんてとても無理です。
とにかく冷えないようにして出かけよう、と考えた対策はホッカイロでした。
確かどこかに使い残しがあったはず。。。引き出しをガサゴソしてようやく1つ見つけ、
腰にペタっと貼り付けて出かけました。

アーユルヴェーダでは痛みがある所には、必ずヴァータが関係しているといいます。
そしてヴァータを鎮静することを、つまりヴァータと反対の性質を取り入れることを考えてみます。
ヴァータの性質は、乾性、冷性、軽性が代表的なものです。
今回、腰痛に対して私がまずお風呂に入る前にごま油を塗ろうと思ったのも、
油性と温性の性質であり、お風呂に入るのも温性を取り入れることになるからです。
しかし、時間の問題で断念。
外出にも支障のない対策として、急きょ選んだ応急処置が「温める」でした。
(それも文明の利器、ホッカイロで。)

実際、カイロを貼ってからは明らかに痛みが軽減し、駅までの道のりの歩き、
駅のホームで電車を待つ立ち姿勢、座ったり立ったりの動きがスムーズで楽に感じました。
やっぱりカイロがよかったのかなと思ったのですが、不思議なことに腰に貼ったカイロが
ポカポカ温かい感じはしないのです。
過去の経験では、カイロを貼ったところはポカポカ温かくなったはずです。
あれ?ホントにカイロ、温かくなってる?と触ってみたくらいです。
でも手で触ると確かにカイロは熱を発しています。
用事を終えて夕方遅くに帰宅してから、ようやくカイロを熱い、うっとおしいと感じました。
腰は少しだけ汗ばんでいました。そして痛みはなく、着替えもいつもどおりスムーズに。
考えてみるに、私の腰はカイロを熱いと感じないくらいに冷えていたのかもしれません。
一日貼りっぱなしにして、ようやく温まり、うっとおしく感じたようです。
もしカイロを貼らずに出かけていたら、多分腰はギシギシと痛みの悲鳴をあげ続けていたのでは
ないでしょうか。 

理想的にはオイルを塗って温める、ですが、それが叶わない時には、
せめて痛いところを温める、ホッカイロでもお風呂でも蒸しタオルでもヒーターでも何でも!
知恵を使って、とにかくまずは温めてみることをおすすめします。
(ただし、患部が炎症を起こして腫れて熱を持っているような痛みの場合は別です。
ご注意ください。)
-A-