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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

伝統の甘味

先日、文京区にある
湯島天満宮へ梅の花を見に行って来ました。
毎年、梅の開花にあわせて
梅まつりを行っていて
屋台や催し物をやっています。

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湯島天満宮は、学問の神様、
菅原道真を奉っており
受験シーズンのため
祈願やお参りの学生さんもたくさんいました。

土日は物産展もやっています。
私が行ったときは
金沢の物産展がやっていました。
創業180年という一番古い飴屋さん
『俵屋』さんが出店していました。
色んな種類の飴や水飴が売っており
色々試食させてくれました。

料理にも砂糖の替わりにいれると、
コクが出て美味しくなるそうです。
お店のパンフレットにも
レシピが載っています。
カンロ飴のようなどこか懐かしい香りと
やさしい甘味が、とっても美味しかったので、
水飴を購入しました。

普通のお砂糖と何が違うのか伺ったところ、
砂糖は入ってないよ、と言われビックリ。
飴には砂糖が入っているものだと
思っていましたが、
ここの飴屋さんは、
昔ながらの伝統をまもって作っていて、
お米と大麦と水のみで、
手間暇かけて作られていると教えてくれました。

砂糖が貴重で入手困難な時代に、
庶民の甘味料として産み出されたものだそう。
昔は現代のように食べ物が豊富ではなかったので、
母乳が出ず子供に栄養を与えられない
お母さんのために、
母乳の代わりに栄養価の高い食品はないかと
考えた末に作ったのが始まりだったそうです。

甘味には砂糖、黒糖、氷砂糖、ハチミツ
などありますが
今回出会ったこの水飴は
麦芽糖というものでした。
家に帰ってから麦芽糖が気になり調べてみると
それ自身が母乳のかわりになるような
総合栄養食品であると同時に
消化酵素をたくさん含んでいる食品で、
料理にはもちろん漢方にも使われるようです。
薬効としては便秘解消、腹痛、咳止め効果も。
また、腹部を建てなおす薬の仲間に入っており、
生薬の煎じ液にこの飴を溶かして
服用したりもするそう。
アーユルヴェーダでもこの麦芽糖のように、
お米と麦で作った甘みがあるのか
小峰先生に聞いてみましたが、
どうやら日本独特のもののようです。

アーユルヴェーダでは
冬は体を暖めるためにたくさん食べたり
積極的に甘味、塩味、酸味を
摂ると良いとあり
春は冬に作った体が詰まらないように
サラサラにするためにも
苦味、渋味、辛味を摂ると
良いと言われています。
甘くて美味しい、水飴を
苦味、渋味、辛味のある生姜を合わせながら、
お湯で割って飲もうと思います。

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ちなみに、小峰先生から
甘味はお湯で割って取ると
消化しやすくなるとおっしゃっていました。

ーT-