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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

ピンクウォーター

先月末、ピンクウォーターの素を見つけて購入しました。
以前に南インドで初めて飲んだときの思い出がよみがえり、自宅で飲めると思うと嬉しく、
さっそく自宅で作って、日常の飲料水として飲んでいます。
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ピンクウォーターとは、アーユルヴェーダの知恵が凝縮された、ハーブティーです。
主に南インド・ケララ州でよく飲まれているそうです。
今回私が手に入れたのは、「Panamrutham Powder」という品。
その中には、シナモン、クローブ、カルダモン、ブラックカテチュ(カディラ)、スオウ(蘇芳)、コウキ (紅木)、
サリバ、そしてベチバーという8つの素材が含まれていました。
鮮やかなピンク色は自然の色で、主にスオウ(蘇芳)という木から色が出るようです。

作り方はとてもシンプル。お湯を沸かし、ピンクウォーターの素を入れて少し沸騰させたら出来上がり。
すぐに鮮やかなピンク色になるので、何分も煮出す必要はありません。
商品の裏には2リットルの水にテーブルスプーン1杯入れると書いてありましたが、
1リットルの水に対して、ほんの2〜3つまみ入れる程度で十分でした。

出来上がったピンクウォーターは、かき氷のいちごシロップのような鮮やかなピンク色。
見た目は甘そうですが、味はほとんどありません。
香りは、ほんのり薬草のようで、少し樹脂のような深みも感じます。
初めて南インドのアーユルヴェーダ施設で飲んだときは、この味が不思議で何度も確かめては飲みました。
旅の疲れのせいで自分の味覚臭覚がおかしくなったのかなと思ったほどでした。
その施設で毎日飲んでいたら、いつのまにか好きな飲み物になっていました。
そのとき行った南インドのた旅では、アーユルヴェーダの施設だけでなく、街の食堂にもピンクウォーターが
置いてあるのをよく見かけました。

ピンクウォーターの効能は、喉の渇きを潤すのはもちろん、体を冷やし、消化を助ける作用があります。
そのため、今のような暑い夏の季節にとても役立つおすすめの飲み物です。
病気を治療する薬ではないので、飲料水の代わりに、1日を通して飲んでも構いません。
食事前に飲んでも、消化力を阻害しないそうですので、暑さで弱った胃腸にもやさしく水分補給ができる
理想的な飲み物です。

調べてみると他にも様々な効能がありました。
抗酸化物質が豊富、免疫システムを高める作用、血液の浄化、頭痛改善、抗炎症作用、感染症から守る、
糖尿病予防、がん予防、ピッタとカパを整える、等々。
こんなにもたくさんの効能があったとは驚きでした。
日常の飲料水として飲むだけで、この効果を最大限に得ることができると思うと、スーパードリンクのような気がします。

残暑はまだしばらく続きそうです。
夏の熱さが続く間、私の日課にピンクウォーターを取り入れようと思っています。
もしインド食材やなどで見かけたら、ぜひ試してみてください。
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