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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

毒にも、薬にも

今年の夏は例年よりも暑くて辛いように感じるのは、気のせいでしょうか。
年を重ねてきたからなのか、環境因子のせいなのか、とにかく熱がこもってしまって、毎日大変です。
昼間にこもった熱は、夜になっても引くことは無く、ほぼ一日中、寝る直前までイライラしています。
これは、典型的なピッタが増悪した状態です。
ピッタを沈静させるために、色々と試行錯誤していますが、難しいと日々感じています。
いくつかの対処法の中で、ピッタを沈静させて、さらには入眠しやすくなる方法を最近見つけました。
それは、夜にヨーグルトを食べることです。
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ヨーグルトは、アーユルヴェーダでは消化に重い食べ物とされています。
消化力を重視するアーユルヴェーダを勉強すると、「消化に重い」と聞くとすぐに悪者のように感じてしまいます。
かくいう私も、アーユルヴェーダを勉強し始めたときに、真っ先に食べるのを止めたのがヨーグルトでした。
しかし、他方で冷性という性質もあるため、熱を取る作用があり、施術で使われることもあります。

この、ヨーグルトが持つ冷性・重性の性質が、熱がこもってイライラ(←ピッタ増悪)+
労働で動き回り疲れ果てフワフワとした体と精神(←ヴァータ増悪)の私には合っているようなのです。
及川先生から、『消化力が高い』との診断を受けたので、より確信を持って夜に食べています。
実際、夜に食べても、翌朝に舌苔がありませんし、お腹も空いているので、しっかり消化できているようです。
そして、ヨーグルトを食べるとすーっと冷える感じがして落ち着きます。

ただ、ヨーグルトが消化に重たいことは事実ですので、
もしもお試しになる場合は、まずはヨーグルトにスパイスを加えたり、ヨーグルトと水を攪拌して
バターミルクにして摂ることをお薦めします。
もちろん、食事をしてもなかなかお腹がすかないような、消化力に自信のない方は
ゆめゆめお試しになりませんよう。
―K2―