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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

サンスクリット語では「アンジーラ」と呼ばれています

近頃、イチジクが特売コーナーでみかけるほどよく出回るようになりました。
ドライイチジクは味が凝縮されていますが、生のイチジクは、ねっとりとした食感で
ちょっとぼやけた優しい甘味がします。
私はなぜかこのあまり主張しない味が好きで、旬になるとよく食べています。
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イチジクは、西アジア原産のクワ科の植物で、紀元前から栽培されており、ビタミン、ミネラル、食物繊維など
沢山の栄養を豊富に含み、「不老長寿の果実」とも言われ、世界各地で食べられています。
日本には江戸時代に伝来され、生薬としても利用されています。
利尿作用があるのでむくみの改善、尿路結石の治療に使われたり、便秘の改善、血圧コントロール等、
沢山の効果効能があり、アーユルヴェーダでもお馴染みの果実です。
サンスクリット語では「アンジーラ」と呼ばれています。
重性、油性の性質を持ち、衰弱している人によいとされるほど滋養豊富。甘味があり、身体を冷やす作用があります。
なので、ヴァータとピッタのバランスを整えるのに役立ちます。
丁度、イチジクが出回る今の季節は、夏の強い日差しによって乾性、軽性、温性が増え、
体内のヴァータとピッタが上がっています。
旬のものは身体にいいと言うけれど、アーユルヴェーダの目でみるとまさに「食べるなら今だ!」
と思いました。
また、注目すべきは、植物性エストロゲン、鉄、カルシウムが豊富に含まれている点だです。
そのおかげで、骨を強化し、骨粗鬆症のリスクを減らしてくれます。そして更年期の不調、PMSなど女性ならではの
健康問題に良い作用をもたらしてくれます。
「食べたい」と思うのは身体が必要としているからといいますが・・・
40代、更年期にさしかかろうとしている私ですが、このような効能を知るにつけ
こんなにイチジクを美味しく感じるのも納得・・・と思いながら毎日のように秋の味覚を楽しんでいます。

ちなみに、食べ過ぎは下痢を引き起こしてしまう可能性もあり、適量は一日に2~3個だそうです。
適量をとってよい体調で過ごせるよう食養生していきます。
ーN-