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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

サンスクリット語ではクシュマンダ

先日、スーパーで人の頭ほどのサイズの、まんまるで大きな冬瓜をみつけました。
近所のスーパーでは冬瓜はカットされて小売りにされていることが多く、また、丸のまんま売っていても、
よくみかけるのは繭玉のような形をしたものです。
一人暮らしでこの量を食べきるのにはそこそこ時間がかかるなあ、と迷いましたが、面白かったので購入しました。
エコバッグに入れて歩いて持ち帰りましたが、重くて重くて、肩が抜けるかと思いました。
過去のブログを振り返ると、夏から秋にかけては誰かしらが冬瓜を話題にしていました。
数年前には、ハタイで冬瓜の舐め剤(クシュマンダレ―ヒャム)を作った記事もあり、懐かしかったです。

冬瓜はインドが原産のウリ科の植物で、日本には古代中国から渡来し、栽培されてきました。
夏が旬の野菜ですが、丸のまま保存すれば冬まで日持ちすると言われていることがら「冬瓜」と名付けられたそうです。
サンスクリット語では「クシュマンダ」と言います。
効果効能としては夏野菜らしく、身体を冷やす作用、利尿作用があり身体にこもった余分な熱を取り去ってくれます。
浮腫の軽減にも良いです。なので、夏に身体に蓄積された熱=ピッタの悪化による体調不良を起こしやすい今の時期は
積極的に摂りたい食材です。ただ、冷え性の人は食べ過ぎに注意が必要です。また、排泄作用が強いので
下痢を起こしやすい人、頻尿で困っている人も同様に注意が必要です。
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頭の部分をすでにカットしてしまっているのですが、このカットの仕方・・・これにはワケがありまして。

その昔、子供の頃、母が冬瓜の中身をくりぬいて、鶏肉と玉ねぎやニンジンと一緒にスープを作り、
それを中身をくりぬかれた冬瓜に戻し、それを丸ごと蒸し器にいれて蒸した、冬瓜を器にした
冬瓜スープを作ってくれたことがあったんです。見た目のインパクトが印象深く、手の込んだ料理が嬉しかったなあ。
今回購入した大きな大きな冬瓜は、そんな昔の母の美味しい思い出を思い出させてくれたんです。
それで、まねして作ろうかと、頭の部分をカットしましたが、「ちょっと待って、一人で食べきれるのか?」と気づき、
料理するのを止めた次第です・・・。
冬瓜スープの練習をして、上手にできるようになって、もう一度こんな大きな冬瓜に出会えたら・・・
今度は私が母に作ってあげたいです。そして、気の置けない人達を呼んで冬瓜スープパーティを開きたいと思います。

ちなみに今は、もっぱらお味噌汁にしています。美味しいですよ、冬瓜のお味噌汁!
ーN-