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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

紅をさす

先日、90歳を超えるご婦人方とお話をしていた時のことです。

「昔に比べると、朝の支度が面倒で、部屋から出るのも億劫なのよ。
でも、エイヤッ!と寝床から這い出して、寝巻から服に着替えて、
ちょっと紅をさすと、ヨシッ今日も生きよう!という気持ちになるの」

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すると、他のご婦人方も口々に、
「薄化粧するだけでも生活にメリハリがつくわね」
「紅をさすと気持ちが明るくなって、活気が湧いてくるの」
「おしろいと口紅だけでも背筋がしゃんとするわ」

と、ワイワイ盛り上がる中、私の心はアーユルヴェーダの古典の中へ。。。

一日の過ごし方(ディナチャリア)について書かれている章に、
質の良い服を着て、自分の容姿をより魅力的にみせる化粧やアクセサリーをつけて
外出することが勧められています。
確かに、ヨレヨレの部屋着とボサボサ寝ぐせにすっぴんでいるときより(休みの日の私・・・)
少々の緊張感と自身を持って人前に出られそうです。

最近は、メイクセラピーなるものがあり、高齢者や入院患者に向けた
化粧で心を元気にするという心理的効果を期待したメイクアップ講座が人気なのだとか。

アーユルヴェーダでは、何千年も前から、日々の幸せ感アップのために生活の質(QOL)を
どのように上げたらいいのか、その方法が事細かに記されているのです。

私は、友人に口紅をもらったことがきっかけで、最近ようやく紅をさす習慣がつきました。
初めは、口紅を塗る行為自体が気恥ずかったのですが、
今では手鏡も持ち歩くようになり(めったに見ませんが・・・)
以前よりは、多少外見を気にするようになりました。

新緑が美しく、心地良い陽気になってきましたので、
春色の紅を差して、胸を張ってお出かけを楽しもうと思います。
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M2