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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

油汚れには.....。

セラピストの私達の、施術以外の仕事で大事なこと。それは、掃除です。
理由はあえて言わなくてもわかると思いますが、施術の95%で油を使うため、
そこらじゅうに油が飛び散るからです。
大体、一回のアビヤンガとシロダーラで1リットル以上の油を使うため、
一日6人で6リットル以上の油を使います。一週間で36リットル、一斗缶が2つ分です。
あらためて計算するとすごい量、天ぷら屋さんにも負けていません。

油は部屋だけでなく、私達の髪や体にも付きます。
以前、スタッフから聞いたことがあります。
ハタイの帰り道、電車の席に座った途端、隣の席の子供に
「お母さんラーメンの匂いがする」と言われたことがあるそうです。
私自身も家に帰り「ソースの匂いがする」と言われたことがあります。
実際に自分の腕の匂いを嗅ぐと、確かにソースの匂いでした。
(ちなみにカパ向きのオイルのコッタムチュッカタイラがソースの匂いになります)
もちろん施術後は必ず手などよく洗っていますが、匂いは残ります。
このように体に付いた油が簡単にはとれないように、床や壁、
それ以外にもあらゆるものに付いた油を落とすのはそれなりに大変。

油の掃除に、これまでのハタイの歴史の中でも様々な方法が試されてきたようです。
一度、誰かが「何でも落ちる雑巾」のようなものを見つけて来て暫く試したことがありました。
が、雑巾が次第に油を吸収してしまい、ベタベタになって使えなくなりました。
他にも「油が落ちる洗剤」のようなものが様々ありました。
しかしそれも、高価なのとすごい匂いのわりにはあまり効果が無く、そのうち使わなくなりました。

今では、油の汚れはできるだけ早く拭き取るのが一番、そういうことになりました。
道具に残った油は、必ずぼろ布でふきとってから洗剤で洗います。
だから、私達のマッサージベッドの下には、スタッフが持ち寄ったボロ布が用意してあります。
体に優しいアーユルヴェーダが自然に厳しいアーユルヴェーダにならないように。

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小さくカットしたボロ布を木箱に入れてベットの下に.....

現在、クリニックではアーユルヴェーダの施術で出る廃油は、有料で業者にひきとっていただいています。
そこでは、廃油をリサイクルして業務に使用する車の燃料にしているそうです。
ーMー