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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

幡井先生生誕百年

5月14日でハタイクリニックは開院35周年、
そして、幡井先生も今年で生誕100年を迎えられました。
西脇院長の提案で、昨日クリニックの母屋でお祝いの食事会を開きました。
業務終了後、母屋にスタッフ全員勢ぞろい。すし詰め状態でした。

アラブにご縁のあるスタッフが、腕を振るって作ってくれた本格的なアラブ料理でお祝いしました。
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インド料理なら食べる機会が多いのですが、アラブ料理を食べるのは、私も含めほぼ全員が初めてでした。
とても美味しかったです。

さて、幡井先生に、私は実際お会いしたことがありません。
幡井先生とクリニックでずっと仕事をしてきたスタッフから、時々当時の話を聞かせてもらっています。
お酒とたばこ、更には甘いものがお好きで、豪快な一面もあり、何より人を大切にされる温かい先生…という印象です。

先生の蔵書が母屋には多く残っています。
文学から、医学に関する本、勿論アーユルヴェーダや
その周辺の伝統医学に関する本、更には料理の本など、沢山の本であふれています。

改めて、私は背表紙を眺めながら、先生はどんなお気持ちでこのクリニックを立ち上げられたのだろうと、
思いを巡らせました。

先生はもともと軍医だったそうです。
終戦後、帰国してから大学で解剖学を専攻されるかたわら、中医学や特にアーユルヴェーダなど
伝統医学に興味をもたれました。
そして、日本におけるアーユルヴェーダ研究・治療の先駆者となられ、
91歳まで現役でハタイクリニックで診療を継続されました。

2000年に出版された先生の著書「アーユルヴェーダの世界 21世紀の医療 統合医療に向けて」の冒頭で、
ホリスティックな医学観を持つアーユルヴェーダは現代の健康問題に適した医学であると言われています。
そして、日常生活での養生を基盤とし、それほど大がかりな設備を必要と
しないアーユルヴェーダは、世界のどこでも実践可能な要素を備えていると。
先見の目をもって、アーユルヴェーダはこれからの人々にとって
必要とされる医療になるとおっしゃられていました。

先生のご意志が引き継がれ、ハタイクリニックは今年で35周年。
医療としてのアーユルヴェーダが日本でも認知されていくように、
スタッフの一員として私も力になれたらと思いました。

どうぞこれからもハタイクリニックをよろしくお願いいたします。

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