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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

インドへ行ってきました part3

前回、インドのグジャラートアーユルヴェーダ大学院の病院について書いてから、
少し時間が空いてしまいましたが、皆さん覚えてますか?
今回は、そこで見てきたアビヤンガ(オイルマッサージ)について書きたいと思います。

グジャラート州の内外から沢山の患者さんが訪れる病院で見たアビヤンガは、

ab.jpg


え???
と思った方、きっといるのではないでしょうか。
これ、アビヤンガの写真です。
ここでは症状のある箇所のみに部分的なアビヤンガをしています。
例えば、右腕に痺れやマヒがある場合、その右腕の肩から手までをアビヤンガでオイルを塗って発汗します。

日本でアビヤンガを全身に行う事に親しんでいる私にとって、コレは本当に驚きでした。

でもここは、インド政府がアーユルヴェーダ機関としてほぼ無料でこうした治療を大勢の患者さんに提供している場所です。
必要な箇所のみにオイルを使用することでオイルの節約にもなりますし、
また高齢の方などにはその後の発汗を全身に行わずにすむため、心臓への負担もかけずに行えるメリットがあるそうです。
(もちろん医師の処方により全身のアビヤンガも行われているそうです。)

注目なのは、この部分アビヤンガでも効果はバッチリある!ということです。
私が見てきたパーキンソンを患っている患者さんは、右腕のアビヤンガを受けていました。
右手を自分でも伸ばすようにしていたのですが、この方はこのアビヤンガを受ける前、
右手がギューッと握りしめる形になっていたそうです。
そしてアビヤンガを2日間受け、指が伸びるまでになったそうです。
たった2回で??本当に驚きました。

またここグジャラートアーユルヴェーダ大学の病院では、こうしたマヒや硬直のある患者さんに、
アビヤンガと合わせて運動療法を積極的に取り入れていました。
オイルを塗り込み柔らかさをもった体に、運動を加え神経に刺激を与えることで、より効果を得られるそうです。
患者さん自身もそのためにアビヤンガ後、陽の当たる場所で家族の方とリハビリに励んでました。

リハビリ


古典にアビヤンガのやり方の詳細はないといいますが、本当に臨機応変に色々な形がありました。
それでも、このとても単純でシンプルなオイルを塗るというアビヤンガの奥深さには、驚きと、まだまだ可能性が詰まってる⁉︎
そんな興奮を感じさせられます。

それでもまぁ、、
私は受けるなら、やっぱり日本の全身を丹念にマッサージしてくれるアビヤンガを受けたいですけど…笑

-O-