FC2ブログ

アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

思い込みは危険

冬の間は乾燥と冷えが気になり、せっせとオイルを塗っては湯舟に浸かっていましたが、

春になって暖かくなると、とたんに回数が減りました。

先日、そういえば、オイル塗ってないなぁと気づき、体に滋養を与えなちゃ!と

思ってオイルマッサージをしたのですが・・・

う~ん、いまいちオイルの吸収が悪いのです。

今までなら塗っている間にどんどん吸って、湯舟に浸かる頃にはしっとりとなじみ、

お湯でさっと流すだけで十分だったのに、オイルがいつまでも肌の表面に残っています。

これは単に季節の問題なのかな?と思ったのですが、でもなんだかおかしいなぁ、

どうしてかなぁ?とここ最近の自分を注意深く振り返ってみると、

そういえば「お腹が気持ちよくすく」ということが減っていたことに気づきました。

毎朝の歯磨きの後の舌の掃除のときも、白っぽく苔がついていることが多くなったような気がします。

休みの日はなーんにもする気がおきなくて、動きたくない。ちょっと動いてはごろん。

鬱とまではいいませんが、とにかくだるくて何もしたくないのです。

頭ではあれもしなくちゃ、せっかくの休みなのにこんなことしていたら勿体ない、と思うのですが。。。

そんな状態を思い起こしているうちに、

これはもしかして・・・あまり認めたくないことだけれど、消化力が落ちて、

体に未消化物、アーユルヴェーダでいうところのアーマがたまっている状態なのかな?と

思い至りました。

だるくて何もやる気が起きないのは、疲れているからというよりは、

体にアーマがたまっているからだったとは!?ショック・・・。

1201296.jpg


とりあえずオイルマッサージはしばらくやらないことにしよう、と決めて、

ひらめいたのが絹の手袋でのガルシャナ(乾布摩擦)でした。

ハタイクリニックでは、オイルを必要としているけれど、

ちょっと体の経路が詰まり気味の方にオイルマッサージの前に全身を絹の手袋で

こすってからオイルを塗るようにアーユルヴェーダ医から指示がでることがあります。

やり方は本当に簡単でお手軽です。

絹の手袋をして、末端から体の中心に向かって気持ちよい強さでこするだけ。

これまで自分には絹ガルシャナは体質的に必要ないと思っていたので、

本気で全身にやってみたことがなかったのですが、気持ちいいもんですね~。

絹の手袋のざくっとした感じが痛いかと思いきや、そんなことはなく、

摩擦の熱でほんのり温まってきて、いくらでもこすっていたくなります。

でも過ぎたるは及ばざるが如し。すぐやり過ぎる己を戒め、適当なところで湯舟にGO。

湯上りに自分の肌を触ってみて、そのしっとりとなめらかでハリのある触感にびっくり。

ただ絹の手袋でこすっただけなのに?

オイルを使っていないのだから、カサカサになるのではないかと思ったのに?

そしてしばらく体の中からぽっぽっと温かい熱感が心地よく続くのです。

体の中が動いている証拠でしょうか。



今まで、乾燥しやすく、関節もポキポキ音がしやすい私の体には

常にオイルが必要と思っていましたので、オイルマッサージに疑いをもったことは

ありませんでした。

でもこの間オイルを塗った時、そんなに気持ちのよさを感じず、

オイルがいつまでも皮膚に残っていたというのは、体からの一つのサインだったように思います。

「自分はこういう体質だから」という思い込みではなく、

体の状態をよく観察して、その時その時に必要なことをするというのが大切だなと実感しました。



絹ガルシャナ、しばらく続けてみようと思います。



-A-