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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

舌のポジション??

朝、自分の舌を観ていて、あることに気づきました。
それは『舌のふち』です。
いつも舌のふちがギザギザしていて、歯の跡がついています。
これを歯痕(しこん)というらしく、
消化機能の衰え…とか、舌がむくんで起こる…とか、いわれています。

舌の状態が、みずみずしく健康的なピンク色だったとき、
今日はいい調子だな~と一瞬よろこんでみたものの…
舌のふちには必ずといっていいほど、歯痕がついているのです。
食事の内容や生活を気をつけてみても、変わりません。
何でだろう…どうしたらいいのかなぁ…と、いつも気になっていました。


舌



そんなとき、認知症専門医の方による興味深い記事を見つけました。
それは『正しい舌のポジション』についてです。
正しい舌のポジションとは、
上あごのへこんだ場所に、舌全体がピッタリくっついて、
舌先は前歯の裏側の歯ぐき
(前歯に舌先が当たらないギリギリのところ)の位置に
舌が収まることがベストなようです。
30~40代くらいでは50%くらいの割合の人が、
舌が下がっているために舌に歯痕ができている、とありました。
何もしてないときも、何かを飲み込むときも、
舌がこの「正しいポジション」にあることが理想なんだそう。
今まで舌のポジションについて考えたこともなかったので、驚きました。

舌が正しい位置でないと、口呼吸や睡眠障害になりやすく、
それに伴って頭がスッキリしない、疲れが取れないなどの弊害が起き、
脳へ充分な酸素が行き渡らないことや、
口の中が乾燥して歯周病になり、
歯周病菌がアルツハイマーなどを引き起こす要因になることが
分かっているようです。

舌が正しい位置にならない原因のひとつに、
柔らかいものばかりを食べていることによる
舌の筋肉の衰えがあげられるとのこと。
改善や予防として、
日頃から意識して固いものを食べ、
よく噛むようにすることが大切だとありました。

これを知って、なるほど…と思うことがいくつかあります。
最近、滑舌が悪く、ろれつが回らないことを自覚していました。
疲れてるのかな…睡眠不足かな…など思っていましたが、
舌の筋肉が弱くなっていたからかもしれません。
食生活においても
「歯ごたえがあるもの」なら食べているけど、
「固い食べもの」はというと…
そういえば、ぜんぜん食べてませんでした。

確かに舌ってよく考えてみたら、
筋肉の塊なんですよね…改めて納得です。
舌の筋肉を鍛えるためにも、
できることから始めてみようと、
最近は正しい舌の位置を意識して過ごしています。
これが結構疲れるというか、
舌の筋肉を使っているのをすごく感じます。
そして驚いたことに、
なかなか消えなかった歯痕が
ものすごく薄くなり、ほとんど無いほどになりました!

アーユルヴェーダのディナチャリア(一日の過ごし方)には、
歯みがき、オイルのうがい、舌の掃除なと、
改めて考えると『口腔ケア』について書かれているものが多いことに気がつきます。


歯ブラシ



最近の研究で、口腔内の細菌が
アルツハイマーや、糖尿病、脳卒中、
心筋梗塞、誤嚥性肺炎を招くひとつの要因であることが、
テレビなとでもよく耳にするようになりましたが
アーユルヴェーダでは何千年も前から言っていることを考えると、
改めて本当にすごいなぁ…としみじみ思います。

そんな影響もあり、
わたし自身も口腔内のケアとして
アーユルヴェーダですすめられている、
舌の掃除やオイルのうがいなどを意識して行うようにしています。


ーTー