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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

ヤツデ

つい先日の話ですが、良く晴れた午後に、緑が覆い繁ってきた庭の手入れをしました。庭木の剪定をしながらふと目に留まったのはヒマのように手の形をした葉っぱ。
ヒマよりはだいぶ肉厚でごわごわしていて、表面はつるつるしていました。
剪定した葉は干して使うというのでどうやら薬草らしい...。

私「これは何ていう植物なんですか?」
スタッフA「ヤツデ」
スタッフB「リウマチとか...痛みに効くのよ。手を拡げた形をした葉は痛みに効くんだって。この葉でパトラピンダしたこともあったんだけどね。」
私「へええ~。治療に使えるんですね。」

これが「ヤツデ」。ヤツデはもともとハタイの庭に生えていました。↓
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これが「ヒマ」。ハタイの入り口付近で育てています。↓
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調べてみると、「八手(ヤツデ)」は和ハーブ。
ウコギ科ヤツデ属で新潟県以南の海岸付近に自生、庭木などに植栽される日本固有種です。
外用として葉を乾燥させて煮出してからそのまま風呂にいれて入浴剤として使う方法が紹介されていました。
リウマチ、疼痛、腰痛に効果があるそうです。
形だけでなく効能もヒマに似てる!
日本では、ヒマよりも八手の方が広い地域で自生しており、手に入りやすいのではないでしょうか。
他にも手の形をした葉っぱといえばモミジやカエデも思い浮かびます。
今度、自分で実際に入浴剤として使い比べてみたいと思いました。

ところで青空のもとで作業を二時間ほど続けていたら、昨日のブログ担当のスタッフほどではないですが、日差しを浴びた後特有の熱のこもった疲れを感じ、さらに翌日にはしっとりしていた唇がかさかさに!
今は太陽が北行する半年間にあたり、この時期をアーダーナ(=奪い取る)といいます。
古典にこんな一文が...
「アーダーナの半年においては太陽が光によって世界から油性を奪い、激しい乾性をもった風が世界を乾燥させる」...まさにその通りだと思いました。
外に出るときは帽子や日傘などの日差し対策、水分補給を忘れずに。

ーN-