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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

イラっとしたら・・・

電車

皆さんは、通勤ラッシュ時の満員電車に乗ることはありますか?

私が使う通勤電車はすし詰めのギウギウです。
先日、人圧に負けじと腕を突っ張り棒のようにして、
おじ様に壁ドンすること1時間。翌日、腕が筋肉痛になっていたことには驚きました。

「満員電車に乗った際のストレスは、臨戦態勢に入った戦闘機パイロットよりも高く、
ジェットコースターが落下する寸前の2倍以上と試算される」

という、イギリスの研究結果からもラッシュ時の乗客のストレスが
想像以上に大きいことが分かります。

アーユルヴェーダが目指す「健康で幸福な人生」を歩むには、
このような過度なストレスと上手に付き合っていくことが必要です。
ストレスを感じると、代謝機能が落ち消化力にも悪影響を及ぼすため、
健康な身体を維持できなくなってしまいます。

朝晩と満員電車に揺られ続けて早10年。
その間に、通勤からくるストレス等で自律神経失調症気味になったことがあります。
乗車中に息苦しくなったり、目の前が真っ白になってホームで倒れたり、
電車に乗ること自体に不安を感じていた時期もあります。

満員電車からくるストレスの恐ろしさを身にしみて感じ、
それをどうにか軽減できないか試行錯誤してきました。
本や映画に没頭したり、ボーっと車窓を眺めたりして気を紛らわせるのも多少は効果がありましたが、
一時しのぎの感が否めません。
そして、ようやくたどり着いた方法をご紹介します。

それは、

「自分の呼吸を観察してみること」。

①目をつぶり視覚情報をシャットアウト。
(※立位の場合は、つり革や手すりにつかまり足元を安定させてください)

②今の呼吸に意識を向け、体の状態を観察する。
呼吸が浅く早くなっていたり、眉間のシワや歯の噛み締めに気付くことも…

③息をゆっくり長く吐いていく。
慣れるまで、頭の中で「1,2,3,…」と数え、できれば吸った呼吸の倍の時間をかけて息を吐ききります。

何度か繰り返すうちに、徐々に呼吸がゆっくりと深くなり、気持ちが落ち着いてきます。
後ろの人に耳元で舌打ちされても、思い切り足を踏んづけられても気になりません。(※個人差があります)

私は、瞼の奥で木漏れ日降り注ぐ森の中をイメージしたり、好きなバリ島のガムラン音楽を聴いたりして
できるだけリラックスできるように心がけています。

木漏れ日

呼吸は自律神経の中で、唯一意識してコントロールできるツールです。
呼吸が整うと、自律神経もバランスされ心が穏やかになります。

どんな状況に置かれても、できるだけ機嫌よく心地よくいたいものです。
皆さんも、イラっとしたり不快さを感じたら、ご自身の呼吸を観察してみてはいかがでしょうか。

-M2-