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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

上手にお付き合い

昨日は、長年勤めて下さった受付事務の方がこの12月で定年退職されることになり、
その送別会でした。
場所は自由が丘。こじんまりとしたイタリアンレストランを貸し切っての会となりました。

最初はお店の方のアレンジにより、スパークリングワイン(飲めない人はレモンソーダ)で、
乾杯。その後は飲み放題だったので、各自好きなものを頼んでお酒とお食事を楽しみました。
始まって半時間ほどした頃でしょうか、ふと見ると私の隣の隣に座っているスタッフの
ちょっとした異変に気付きました。

元々お酒に弱く、すぐ顔にでる彼女。(でもお酒は好き)
昨日もスパークリングワインをグラス半分ほど空けたあたりで誰よりも赤くなっていました。
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まぁ、その光景は何度も見慣れたものですので、私たちも特に心配はせず、本人も
「回ってますけど、酔ってません!」とよくわからない宣言をして、ご機嫌の様子でした。
が、視線を顔から下に移すと・・・こんなことをしていたのです。

ぽりぽりごりごり。ぽりぽりごりごり。
ひっきりなしに手を掻いているのです。
その昔、手にひどい湿疹が出て赤くなり、強い痒みが出たこともある彼女。
ヴィレーチャナやヴァマナをやってようやく落ち着いたのですが、
それから何年か経ち、最近またちょっと手に湿疹が出てきてるなぁと
私達も気づいてはいました。

アルコールは温性、熱の性質を持ち、ピッタを増悪します。
お酒を飲むと熱くなり、眠くなる割には眠りの質はよくなく、
朝起きた時に「渇き」を覚えるのはそのせいです。

元々ピッタ体質でお酒に弱い彼女は、お酒を飲んだことで
一気にピッタが増悪、身体に過剰になった熱が駆け巡り、普段から症状の
出やすい手に強い痒みとして現れたのではないかと思います。
そういえば結構寒い日でも、「冷たい水が手に気持ちいいので、水でいいんです」と
いって洗い物を水でしていた彼女。
既に日々、身体に充分熱がたまっていたということでしょう。
そして昨日、アルコールで一気に飽和状態・・・ぽりぽりごりごり。

実際、私達は毎日の施術を、薬草スチームを焚く部屋で行い、汗だくになります。
真冬でもアビヤンガ1本入った後にTシャツがぐっしょりになって、着替えることも
しょっちゅうです。そんな日々を過ごしてながらも、昨日のような急激な痒みの症状は
見せておらず、彼女なりにコントロールしているのだなと思っていたのですが。。。
アルコールの持つ温性、熱の性質の強さと鋭さは、相当なものなのかもしれません。

寒い冬は、あったまるのにお酒、というのもありですが、体質を見極めた上で
上手におつきあいせねばいかんものだなぁとつくづく思ったのでした。

-A-