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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

タングスクレーパーあれこれ

アーユルヴェーダの教えや知恵の中には
アーユルヴェーダを知っていても知らなくても、信じていても信じてなくても、
アーユルヴェーダの他のことは実行しなくても、
これはもっと当たり前の習慣として広まればいいのになぁと思うものがいくつかあります。
その中で、私のイチオシはタングスクレーパーを使った舌のお掃除です。
「タングスクレーパー」とは、舌を掃除する道具のことです。
日本語ではうまい訳語がなく、残念ですが英語のまま、タング(舌)
スクレーパー(スクレープするもの=こすり落とすもの)と呼んでいます。
(いい訳語をご存知の方、コメントお待ちしています。)
朝の歯磨きの後、このU字の棒で舌の上を何回かこそげるようにして掃除します。
舌の上にある舌苔には、雑菌や虫歯菌、老廃物がいっぱいたまっているそうです。
これは歯磨きするだけでは取れません。
タングスクレーパーで舌のお掃除をすることで、虫歯や歯肉炎、口臭予防など
口腔内の環境改善につながるという研究結果も出ています。
今日はその道具「タングスクレーパー」についてちょっと紹介したいと思います。

まずその前に一つだけ。
アーユルヴェーダを知らない友人知人でも
「舌のお掃除したらいいんだよ」という話をすると、
「歯ブラシでやっている」という返事が何回かに一回返ってきます。
ですが、歯磨きのついでにその歯ブラシで舌をこすってお掃除するのはNGです。
舌の味覚器官である味蕾を傷つけてしまう恐れがあるからです。
ネットで見ると、世の中には舌掃除専用のブラシも販売されているようですね。
主に要介護の方の口腔衛生用品として。
でもこれをわざわざ購入して舌のお掃除を実行している健康人の方は
まだまだ少ないように思います。

さて、タングスクレーパーですが、私は3種類持っています。

一つ目はこちら。
gin-12.jpg
銀製です。
アーユルヴェーダを勉強して、舌の掃除のことを知ったその日に買いました。
舌掃除の話を聞いて即「これは絶対に気持ちいいに違いない!」と思い、すぐ実行したかったのです。
それ以来、もう20年近く使っていますが、古びてはきていますが、壊れる気配はまったくなし。
U字がゆったりと幅広く、しなやかに曲がります。
舌にあたるU字の部分は8mmほどで、太すぎず、細すぎずちょうどいいです。
銀製なので色が茶色くなってきますが、そしたら歯磨き粉でこすればきれいになります。

2つ目はこちら。
dousei.jpg
実家に置きっぱなしにしているものです。
今日の朝早く、弟に連絡して写真を撮って送ってもらいました。
分かりづらいですが、こちらは銅製です。
残念ながらどこでどうやって手にいれたか記憶がありません。
銀製のものよりU字の巾が狭く鋭角で、細め、小ぶりです。
U字が小さいので、舌の上を往復させる回数は多くなります。そしてちょっと硬い。

3つ目はこちら。
haburasi.jpg
これはたぶん、ステンレス製。上にある、棒状のものです。
インドで買いました。
temochiTS.jpg
一本の棒状ですが、薄いので写真のように手で曲げてU字を作って
使います。これの利点は、持ち運びに便利、ということです。
携帯用の歯ブラシセットケースとちょうど同じ長さなので、
旅行の時にはこれを歯ブラシケースに入れて持っていきます。
インドでは、ステンレス製の他にこの形状のもので、プラスチックで
カラフルな柄がついているものがほんの数ルピーで売られていて
友人はお土産に大量購入していました。
それぐらいインドではポピュラーな物なのですね、きっと。

さて、使い心地ですが、それはもう1つ目の銀製がダントツです。
U字のカーブの巾がちょうどよく、やや開き気味に見える持ち手のしなり具合もグー。
毎日使うなら絶対これ、と思っています。
銀製だけあってお値段もそこそこしましたが、壊れることもありませんし、
もう元は十分取れています。人におすすめするとしても、これを勧めます。

皆さんも機会があれば、ぜひタングスクレーパーを手に入れて下さい。
だまされたと思って、毎朝舌をお掃除してみてほしいです。
一度やったら、舌のお掃除をせずには朝が始まらなくなること請け合いです。
-A-