アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

そういえば・・・ぐらいの。

とある日のセラピスト同士の会話です。

スタッフ1「かゆかったところにニームオイル塗ったらかゆみが治まりました。」
一同   「へぇー、よかったね。」
私    「でも私、ニーム塗ってかゆみ治まったって思ったことないかも・・・」
スタッフ2「え、そうですか?効きますよ」
私    「今朝もニームオイルとチャンダナのオイルでマッサージしてきたけど。。。
      こないだから虫さされみたいのとかあちこちかゆくって」
スタッフ2「それで今もかゆいんですか」
私    「いや、かゆくない」
スタッフ2「効いてるじゃないですか!」
私    「・・・・・。」
     (ああ、そうか、そうね。そういえば今朝から一度もかいてないな、今日は。
      ・・・こういうのを「効いた」というのね。確かにね。)

こういうことってよくあるように思います。
言われて気づく「効いてた」、「変わってた」、「良くなってた」。

振り返ると、私の冷え症も便秘も生理不順もみんなこんな感じでした。
アーユルヴェーダを勉強し始めて、習ったことで自分でできることを
地味にコツコツと、忘れてはまた再開し、と繰り返して、
ある日ふと立ち止まってみると、
「あ、そういえば手足が冷たくない」
「あれ、そういえば毎月生理が来てる」
「便秘・・・そういえばしなくなったな」
といつのまにか変わっていることに気づく。

アーユルヴェーダのサプリの場合もそうです。
「そういえばなんかいい感じがする」
例えば西洋薬の痛み止めやステロイド剤、抗生物質と比べれば
一発で抑えます!という速攻性は低いけれど、その体のスピードに合わせて
ゆっくりじっくり改善していく。
ものすごいアグレッシブな存在の主張というよりは、隣にいることも
忘れてしまうくらいの自然さで付き添っていてくれる、という感じ。
なんかやさしいんですよね。
ayur-medicine.jpg

アーユルヴェーダで説くセルフケアもやればやっただけのものが
返ってくる。ゆっくりだけど着実に。
そこが私がアーユルヴェーダを「好きだなぁー」と思うところです。

毎日の生活はなんだかあわただしくて、
具合が悪くても休めないし、少しでも早く苦痛から解放されたくて
分かりやすい変化を求めてしまいます。
けど、体には体の事情があるんですよね、きっと。私の頭の都合とは
関係ないところで。

「そういえば・・・」ぐらいの変化の起こり方。
それぐらいが体のもつスピードにあっているということなのかな
と思います。
そしてそれに合わせてあげたほうが、時間はかかっても
結果的には改善した状態を長く保持できる、いわゆる「リバウンド
状態」にはならない、ということにつながるのかな~
と思ったり。。。

とはいえ、すーんごい頭痛とかで苦しい時には私も
「先生、一発でガツンと効くアーユルヴェーダの薬ないんですか?」
なんて言っちゃうんですけどね。

-A-