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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

汗がかけるようになりました。

現代人は運動不足やエアコンの普及により、汗をかく機会が減っているとよく耳にします。

人間のからだは、適切な体温を保つために汗をかいて、体内の熱を発散させ、温度調節を行っています。
汗をかいてベタベタするのがイヤだという気持ちもありますが、これはとても重要な生理現象です。
汗がかけないと、熱がこもって体温が上昇し、熱中症などの危険性が高くなってしまいます。

私も、汗をあまりかかない方でした。
汗をかく機能は使わないと、だんだん衰えてしまうといいます。運動や入浴で汗をかくトレーニングをすると、機能が復活すると知り、生活の中で取り入れやすい入浴の時間を見直しました。
ひとり暮らしをするようになって、シャワーだけで済ませることが多くなっていたので、積極的に湯船につかるようにしました。

やっぱり湯船につかると、体や心までもがスッキリします。シャワーでは取り切れないものが、湯船につかると取れる感じがするのです。
どんどん湯船につかる気持ちよさを知り、好きなアロマオイルを垂らしたり、入浴剤を入れたりして楽しんでいるうちに汗もじんわり出てくるようになりました。
また、湯船につかるようになってからは、せっかく湯船にお湯をためているし・・・と、セルフでオイルマッサージを行う頻度が増えました。アーユルヴェーダではアビヤンガ(オイルマッサージ)のあとは身体を温めて発汗させます。
おでこにうっすら汗が出る程度でお風呂から出るのですが、身体が芯から温まって、ぐっすり眠れるようにもなりました。

入浴


ハタイで働き始めたばかりの頃、スチームで暑くなった部屋での施術に身体が慣れず、暑さでよく頭痛になることがありました。
今思うと、上がったピッタを上手くバランスできず、身体に熱がこもって起きたのだと思います。
適度に汗がでるようになった今は、頭痛もほとんどなくなりました。

患者さんの中にも「汗をあまりかかない」という方は結構多いですが、そんな方もアビアンガを何回か受けるうちに汗がだんだんと出るようになってきます。血流が良くなり免疫力が上がったり、冷えが解消されたり、風邪をひかなくなったり、という患者さんを何人も見てきました。

汗をかく機会をつくることで体温調節の機能が上手く働くようになると、体質改善とともに冬は冷えを予防し、夏には熱中症を予防するのに良いのではないかと思います。


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