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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

強風や雨、台風で頭痛やめまいが起きる・・・!?

夏から秋に変わっていく今の季節の天候は、風が強くて雨も多いです。
このような気候のときには「気象病」が増えると、天気予報のコーナーで言っていました。
気象病とは今の時期のような天候(強風や雨、台風など)で、めまい、肩こり、不安、イライラ、頭痛、関節痛などの不調が起こることです。
そういえば学生時代、雨が降る前日になると、めまいや頭痛に悩まされている友達がいました。
その時は、雨と頭痛に何の関係があるのだろう・・・と不思議でした。

主な原因は、内耳にある三半規管(平衡感覚をとる器官)が関係しているようです。
天気の変化に伴って、気圧が上がったり下がったりすると、三半規管は体が揺れていると勘違いして
「体のバランスが崩れた」と脳へ情報を出します。しかし、視覚からの情報では揺れていないので、内耳からの情報と、視覚からの情報とが違うことで脳が混乱してしまいます。
それによって交感神経が興奮し自律神経を乱してしまい、さまざまな不調が起こるのだそうです。

気象病をアーユルヴェーダで私なりに考えてみました。耳はヴァータを司る場所です。
ヴァータは五大元素(空、風、火、水、土)の空と風で構成されています。
耳の中の空間で、音や風、空気の振動などを感じ取っているので、気圧の変化が激しい今の季節はここがたくさん働くことで、ヴァータが乱れて、気象病といわれるような症状が起きるのではないか・・・と思います。
乱れたヴァータを鎮静させるにはオイルに限ります!

キュアリングごま油
これからの季節、お世話になるごま油のキュアリングをしました。


強風で小雨が降っていた昨日、私にしては珍しく、首、肩がこり、頭が締め付けられる感じがして、気持ちが悪くなりました。
睡眠不足でもないし、いつもと変わらない日常を過ごしていたはずなのに・・・もしかして、これが、気象病というものかな・・・と思ったので、さっそく全身をごま油でマッサージして、ゆっくり湯船に浸かりました。こんな時は温めるのが一番です。

さらに「ヴァータを司る耳」に温かいごま油をしみ込ませたコットンを詰めました。たちまち、首や肩のキュッと固まっていた筋肉がじわ~っとゆるみ、流れの悪かったあらゆる液体が流れて軽くなっていくのを感じます。耳をふさぐと何も聞こえなくなり、このシーンとした静寂が心をホッとさせてくれます。
ヴァータのこのような性質「乾燥性、軽性、冷性、変動性」が、ごま油によって「しっとり、どっしり、温かい、安定」に変わっていきます。体はもちろん、心までも・・・

この日は早めに寝たので翌日は、昨日の不調がウソのように回復しました。
まだまだ、この気候は続きそうなので、頻繁にごま油のお世話になりそうです。

ーTー