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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

タクラダーラ

この夏は、即席セルフタクラダーラを行なっていましたが、先日ついにタクラダーラの施術を受けました。
タクラダーラとは、ヨーグルトとアムラの煎じ液を頭部に垂らす施術です。
シローダーラの1つで(シローダーラの種類についてはこちらのブログご覧ください→クシーラダーラ)、頭部の熱の問題に効果的な施術です。
実は今年の4月、緊急事態宣言でクリニックが自粛に入る直前に受けた及川先生のカウセリングで勧められていたんです。
ようやく受ける初めての施術の体験はどんなものなのか、期待と楽しみでいっぱいでした。
ところが、直前に一抹の不安が。
施術の前日、また鼻炎を発症してしまいました。
何に反応しているのか分かりませんが、鼻水とくしゃみが止まりません。
『鼻炎は消化力の低下』と考えると、冷やすタクラダーラを受けていいものか不安がよぎりました。
そこで及川先生に伺ったところ、先生からは「アレルギー(=炎症)の反応のようだから、タクラダーラで鎮めるって良いと思う。オイル(タイラダーラ)でなくタクラダーラがいい。」と返事をいただきました。
思いもよらない先生の言葉は、アーユルヴェーダの面白くて難しい柔軟さを感じました。
翌朝、鼻炎の反応はおさまったものの、鼻の奥から頭部にかけボワンと腫れぼったいような、鈍い感覚が残っていました。

そして、いざタクラダーラへ。
これまでオイルのシロダーラでは、トロンとした感覚にすぐに意識を失ってしまい殆ど記憶のないまま終わってばかり...。
タクラダーラでは...?
ワクワク、ドキドキ。初の体験に多少興奮も混じっていました。
始まりは頭頂からヒンヤリと冷たい感覚がつたい、額を左右へと流れ始めると、その気持ちの良いこと。
高鳴っていた気持ちは静まり、気持ち良さだけを感じ、他の感覚は消えたようでした。
さらに、その気持ちの良さに感覚はどんどん冴え、鮮明になるようで、頭部にかかっていた雲が消えたようにさえ感じられました。
終わるのが惜しく、まだまだ続けて欲しい...。なんて思ってしまうほど。
起き上がってみると、頭はスッキリ。鼻炎の余韻のボワンとした腫れぼったさも、鈍さも消えていました。
その日は1日この状態が続き、感覚もクリアな状態で過ごせました。

この体験から気づいたことは、寝不足でもないのにやたら眠気を感じたり、ボーっとしたりしていた時、あれは頭にこもった熱が関係していたのかもしれない、ということです。
頭部に熱を溜めないことは、思っていた以上に大切なことと知る機会になりました。
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