アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

アーユルヴェーディック・ヘッドマッサージ in リトルインディア

年末年始のお休みを利用してインドに行ってきました。
クアラルンプールでの乗り換えが12時間近くあったので、
空港から街に出て、行き当たりばったりでリトルインディアに。
商店街の路地裏にある小さなヒンドゥーのお社にお参りし、
ヴィヴェーカナンダのセンターをのぞき、さらにぶらぶらしていると
「ビューティ・サロン」なるものの看板が目に入りました。
ヘナ、ヘアーカット、フェイシャル、眉毛カット、ブライダルエステ&
メイクアップなど多岐にわたっています。他に何かないかな?とみると
「アーユルヴェーディック・ヘッドマッサージ」とあります。
よし、これ行こう!

値段は書いてありませんが、払えないほど高くはないだろうとドアを押すと
鍵がかかっています。ノックしながら、お休みかな?と様子をうかがっていると
奥から女性が出てきて中に入れてくれました。
どうやらこの女性がセラピストのようです。
「今一人トリートメント中だからここに座って待っていて」と言われ、見ると
確かに奥に2つ並ぶベッドのひとつに女性があおむけになって寝ています。
なぜかそこにいた謎のおばさんと世間話をしながらソファに座って待つこと
30~40分。(ちなみにこの世間話、シングル・ライフかファミリー・ライフどちら
がよいと思うか、という質問から始まり、最後はおばさんの説くサイババの教えで
終わりました)
ようやくガウンを渡され、着替えをし、施術用のイスに移動。
やっとトリートメントが始まる、と思ったのですが・・・。

美容師?セラピスト?の女性は、アロマポットの器の部分にヘッド用のオイルを
いれ、ろうそくに火をつけてオイルを温め始めました。
(え?オイル温めるの?ヘッドなのに?)
と思っていると、まるで私の心を見透かしたかのように、
その女性が「オイルが冷たいままだと頭皮に浸透しないから温めるの」と説明。
ほぉ。。。そうですか。。。(ハタイでは温めないなぁ。。。)
aromapot.jpg
こうゆうやつです。

オイルは、ハイビスカスの絵のついたボトルに入ったオイルでした。
ハイビスカスは髪にいいと言われていますので、頭髪用のオイルだと思います。
オイルが温まるまで先程の謎の女性とセラピストの女性と私の3人でまた世間話。
(どうして先にオイル温めておいてくれないのかなー、と素朴な疑問)
やっとオイルが温まり、今度こそ施術スタートです。

まず頭頂にオイルを垂らし、ぺちゃぺちゃと手のひらでたたくようにして
浸透させる。
(うんうん、これはハタイと同じ。あんなに温めたのに全然熱くない)

次は後頭部か、と思ったらいきなり、あっつ!結構な温度です。
たっぷりオイルが地肌にあたります。
どうやって後頭部という、いわば垂直な地肌にこんなにオイルを
塗れてるんだろう?とこっそり盗み見ると、アロマポットのオイルを
コットンにしみこませて、そのコットンを地肌にあてて塗りこんでいます。
なるほど!
ハタイで施術する時いつも、側頭や後頭部は髪の毛にオイルがつくだけで、
なかなか地肌にオイルを塗りこめていないように思っていたので、
これはいただきだ!と思いました。

さぁいよいよマッサージ・・・思ったよりも力強く、手のひら全体を使って
頭全体をわっしわっし、がっしがっし。
髪の根元をつかんでぐーっとひっぱる手技は日本でもよくありますが、
これに至ってはもう、痛い痛いと根をあげそうになりました。
全体を通して手技は比較的単純で、それを繰り返し繰り返し行うのですが、
飽きたりいやになったりということもなく、強いけれども辛くもなく、
身を任せていられます。
20分ほどして終了。「このまま30分座っていろ」と言われ、
オイルがついたまま放置。
今度はおしゃべりなし。私もゆるんだのか、自然と瞼が下りてきて
こっくりこっくりとしてしまいます。

30分後シャンプー台に移動。
こんなんで泡落ちてるのかなと思うくらいのおおざっぱな短い洗髪。
(こっそり髪の毛触ってみちゃいました)
その後ドライヤーでブロー。これがまた。。。短い。
(え?もう終わり?だってまだ乾いてないですよね?)
と思っていると、またもや私の心を見透かしたかのように
「オイル塗ったから全部完全に乾かすのはよくないの。半乾きで充分。
あとは自然に。」と2,3回繰り返して説明。
ほぉ。。。そうですか。(ハタイではよーく乾かして下さいといいますが・・・)

そして櫛を渡され、自分で髪を整えろ、と言われ、トリートメント終了。
しめて60MR(マレーシアリンギット。1MR=28円)
これを高いと思うか安いと思うかは・・・どうなんでしょう。人それぞれでしょうが、
旅先でなんでも体験してみよう、ならまぁ許されるかな?
(スタッフには「たっか!」と言い放たれました。。。)

ちなみに、ハタイでは基本的にヘッドマッサージでは常温のオイルを使っていますが
適度に温めたオイルでのヘッドマッサージはヴァータとカファの鎮静によいとのことです。

-A-