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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

ギーを作る

最近ではスーパーで市販のギーを購入することができるようになってきました。
試しに食べてみましたが、ミルクを煮詰めたようなあの甘~い香りはやっぱり手作りだからこそ
味わえるものだなあと実感しました。

必要な患者さんにギーの作り方をお伝えすることがあるのですが、
ギーを見たことも食べたこともないとおっしゃる方もいらっしゃいます。
そりゃそうだ!バターコーヒーが流行ったとはいえ、まだまだ日本の食卓には
馴染みのない食材。私もアーユルヴェーダに出会うまでは聞いたことすらありませんでした。
なのに更に「手作り」というと、ハードルが高い印象があるかもしれません。
でも実際は、材料を火にかけた後は見守り続けて濾すだけ。
火加減さえ気を付ければ、所要時間30~40分ほどで
リーズナブルで美味しいギーを手に入れることができます。
今回は、ギーをはじめてお知りになった患者さんに、いつも本当はゆっくりお伝えしたかった
バターがギーになっていく過程をご紹介したいと思います。
私がいつも家で作っている作り方ですので、 ご参考程度にしていただけたらと思います。

作りやすい最小の量は大体400~450g。
バターの量が少ないと焦げやすくなってしまうからです。
私はいつも200g入りの無塩バターを2箱用意しています。
無塩バター以外に用意するものは、お鍋・木べら・不織布のキッチンペーパー・
濾し器・熱消毒した瓶。以上です。
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それでは、
まず、お鍋に無塩バターを入れて弱火火にかけます。
混ぜたりしないで溶けてゆくままに見守ります。

次にバターが溶けたらすぐに焦げ付いたりしないようにとろ火にしたいので・・・私はフライパンの上に鍋を置いてます。
 (焼き網の上に置けたら丁度いいかも。あいにく家にはないのでフライパンで代用。)

そうして、ゆっくり火にかけ続けると、最初は大きな泡がぼこぼこ出てきます。
バターに含まれている水分がどんどん蒸発していくのがわかります。

さらに時間が経つと泡が細かく小さくなっていきます。泡の音は「ぼこぼこ」から
「パチパチ」に変わっていきます。

パチパチとした音が小さくなってきたら・・・木べらでそっと表面の泡をよけてみます。
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濁っていたバター液が澄んで、なべ底にたんぱく質が固まって軽く焦げ付きはじめたら火を止めます。
(この見極めが一番ドキドキするのですが・・・その緊張感が私は楽しいです。)
一旦コンロからおろして、鍋の熱を少々冷まします。
その後、中身が熱いうちに不織布のキッチンペーパーで濾します。
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紙製コーヒーフィルターで濾すこともできます。自立式タイプは便利でした。
でも、不織布のキッチンペーパーと比べると、濾されるのに少々時間がかかります。

焦がさずに出来たら、黄金色のギーの完成!

ちなみに、作り終わったお鍋は無駄なくお料理に使えます。
よろしければこちらもご覧ください。↓
ギー作りは二度おいしい。
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