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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

冷たいを入れない

日一日と朝晩の冷え込みが深まり、初冬の気配を感じるようになってきました。
冬のピーンと張りつめたような空気は、しゃきっとする感じでなかなか気持ちがいいものです。
けれども、ご用心ください。
この気持ちのいい空気の中には、しっかりとヴァータが潜んでいます。
乾燥、冷たさ、そして軽くて澄んでいるこの冬の空気は、ぜーんぶヴァータを増やす性質です。

早くも11月に私は二回ほど、このヴァータの空気にやられました。
朝の通勤時のことです。
澄み切った空気に爽快感を感じながら駅までの道を急ぎ歩き。
ホームに着いて電車を待っている時、それはやってきました。
あいたたたたたっ!!!
こめかみから耳の奥にかけてキリキリと痛いのです。
痛い痛い痛い!
その痛みは、いわゆる頭痛とは違うことはすぐにわかりました。
例えていうなら、子供の頃つめたーいかき氷を食べた時に感じたあの頭の痛さ。
原因はすぐに思い当りました。
朝の冷たい空気が、むき出しの耳に入り込んだことです。

アーユルヴェーダでは、耳はヴァータが司さどる器官と考えます。
ご存知のとおり、耳は頭の中の奥へと続いている空間です。
この空間というのはアーユルヴェーダの考え方では、ヴァータの要素です。
そして空間があれば、そこには何かしらが入り込みやすくなります。
この時は、冷たい空気というヴァータを増やす要素のあるものが、耳というヴァータの
座する場所に深く入り込んだことで、ヴァータが過剰になり、
痛みというヴァータの典型的な症状が引き起こされたのだと思います。

この痛い経験で、次からは絶対に朝は耳あてをして歩こう、と心に誓ったにも関わらず、
その後、同じ過ちをもう一度繰り返してしまい。。。
さすがの私もようやく学習しまして、今は「これくらい大丈夫だろう」と
思うようなお天気でも、用心用心、耳あてをつけるようにしています。
(とはいえ、まだ街中で耳あてをしている人は、私以外に他に見かけたことがないのですが(笑)。
私の場合は元々体質的にヴァータが強く、耳は弱点なのかもしれません。)
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耳には冬の冷たさを入れないこと。
特に私のようなヴァータ体質の方はご注意ください。
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