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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

冬のスズメ

朝、公園や川を通っていくルートを選んで出勤しているのですが、先日、いつも見かけるスズメが、丸々と大きくなっていることに気がつきました。
アーユルヴェーダでは、一年の中で冬はもっとも食欲が旺盛になり、消化力も高くなる時期です。
スズメも、冬に備えてたくさん食べて大きくなったのだろうと思いました。

普段
普段のスズメ


冬のスズメ
冬で丸くなったスズメ

調べてみると、思った通り「冬を乗り越えるために脂肪を蓄え、いつもより大きくなる」とあります。
さらに、羽毛を立て、羽と羽の間に空気をとりこみ、自分の体温であたためた空気を外に逃げないように羽を膨らませているのだそうです。天然のダウンジャケットだ、という人もいました。「だから、あんなに丸々としていたのか・・・」
寒い冬にたくさん食べて、暖かい上着をたくさん着込んでいる自分と重なり、なんだか微笑ましくなりました。

アーユルヴェーダには季節の過ごし方(リトゥチャリア)というものがあり、「季節ごとの花や自然を楽しむと良い」というものがあります。「改めていわれなくても・・・」と思っていたのですが、考えてみると、以前はクリスマスやお正月などのイベントで季節を感じていました。
自然に改めて目を向けてみると、他の生きものへの興味が湧き、観察したり調べたり、いろいろな発見を知ることになり、自分の世界が広がった気がします。そして木や花、昆虫などを、いつの間にか愛しいと思うまなざしに変わってきていることに気がつきました。美しく、かわいらしく、面白い・・・そんな気持ちにさせてくれる自然や生きものたちに、ありがたいなぁ・・・という感情が湧いてきます。

当たり前だと思っていた景色も、まだまだ発見があると思うと、それだけでワクワクしてしまいます。
スズメは、「繁栄」や「厄をついばむ」など、昔から縁起の良いものとされていたようです。アーユルヴェーダでは、吉祥物を見ることを、とても良いことだといいますし、寒さで丸くなったかわいらしいスズメを今日も見かけて、朝からほっこりした気持ちになりました。

-T-