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アーユルヴェーダの木の下で

ハタイクリニック アーユルヴェーダスタッフのブログ

パンチャカルマ体験記①

先月下旬、年末年始のお休みに入る前、一足お先に冬休みをいただき、
ハタイクリニックでパンチャカルマを受けました。
今日のブログではその私のパンチャカルマの体験について書かせていただきます。

患者としての私の今回の主訴、目的は
「偏頭痛を少しでも軽くしたい、片頭痛の薬の利用量を減らしたい」。
1時間のパンチャカルマ相談の中で及川先生に最近の状況を説明し、
6日間のバスティと決まりました。
(先生はバスティのレシピを作るにあたって私の「体力」が気になったらしく、
私本人だけでなく、なんとこっそり他のスタッフにまでヒアリングしておられたそうです!)
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私もがんばりましたが、お尻もがんばりました。

先生が立てて下さったパンチャカルマのプランは、
1日目はアビヤンガ(全身のオイルマッサージ)とシローアビヤンガ(ヘッドマッサージ)、
マトラバスティ(オイルの浣腸)。
2日目以降、最終日までアビヤンガ、煎じ液のバスティ。
ですが、2日目と3日目以降ではバスティの内容が違っていました。
2日目は、体の中のドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カファなど)を沸き立たせて削り出す作用、
3日目以降は身体に滋養を与える作用のバスティです。
滋養のバスティには、食べても滋養のつくような食材、牛乳や肉汁が使われます。
私はゆるやかですが、ベジタリアンでお肉類は一切食べないため、
お尻からではあるけれど肉汁を使用してもよいかと先生に確認されました。
インドでは厳格なベジタリアンの場合、経口摂取ではなくバスティであっても肉を用いることを
拒否されることがあるそうです。私はもちろん、お尻ならノープロブレム。

さて実際にバスティを受けてみての感想は、といいますと。
驚いたのは2日目の削り出す作用のバスティと3日目以降の滋養のバスティとの刺激度合の
違いです。材料(と目的)が違うので当然といえば当然ですが、こんなにも違うとは!
削って出す作用の方は、煎じ液をお尻に入れている時点でお腹の奥深くまで届くような
鋭い刺激があり、内心「うわーっ!来たー!!!」と叫んでいました。痛いというのとは
ちょっと違いますが、キリキリと攻めて来られる感じ。一方、滋養のバスティはとてもマイルド。
あたりが柔らかくやさしい感じ。さすが滋養のバスティ、お尻にも優しいんだ・・・と
妙な納得をしてしまいました。
また3日目以降の4日間は同じレシピで作った滋養のバスティなのに、1日1日、
刺激の感じ方も身体の反応も違っていました。これも当然といえば当然なのですが、
日一日と身体は変化していることを実感しました。

煎じ液のバスティは、平均して500cc~700ccの液体を腸に入れるため、
その刺激ですぐにトイレに行きたく感じますが、ある程度は身体の中で保った方が理想的です。
私の場合は、なんと!15分前後キープできました。
これに関しては、エライ、よくがんばったとスタッフにも先生にも褒められました。
実はキープするのにはちょっとしたコツ?があります。
腸の蠕動運動でトイレに行きたい衝動が来ますが、その波をぐっと耐えて越えると
またフラットな状態になるのです。
私は4波ほど我慢できました。今後バスティを受けられる方はぜひ参考にしてください。

今日ここで書かせていただいたのは、あくまでも私個人の体験による感想です。
バスティを受けた方が全員同じ感じ方、経験をされるとはもちろん言えません。
でも、パンチャカルマ、バスティ(浣腸療法)について「煎じ液を浣腸して、病気の原因である
ドーシャを根こそぎ排出する浄化療法」と言われても、多くの方はどんなことをするのか、
どんなことになるのか具体的な想像がつかないと思います。
今後、パンチャカルマ、バスティを受けてみようかな、と思われる方のイメージされるのに
少しお役に立てればと思い、書かせていただきました。
次回はパンチャカルマ中の食事について書かせていただきます。
-A-